沈黙の必要さ♪

沈黙の中に
隠されている秘密

 

人との会話
音楽にしても
サウンドヴォイス・セラピーにしても

 

実は

 

沈黙がとっても大切
静寂の中で起こる秘めたるパワー
すごいものだと感じます。

 

私たちにも光と影あがるのと同じ
沈黙と音 = 陰と陽

 

沈黙があるからこそ
音の癒しが生まれる
んですね。

 

ご存知の方もいるかもしれません。

 

ジョン・ケージの「4分33秒」
沈黙の曲です。

D・テュードアは、4分33秒の間
ピアノの音を出さずにその前に座り続ける・・・

 

いろいろな意見はあるでしょう

 

1952年ごろ作曲したとされるこの曲。
その当時に、静寂の中の創りだす世界を味わう
コンサートしたことに衝撃を受けました。
すごいなぁ。

 

音がなかったではないか!

という問いに、
ジョン・ケージは、
演奏会場の外の風や雨の音
イスのきしむ音、いぶかしがる声
などの音があったではないか

答えたようです。

 

もっと彼の深いところは

 

沈黙は、意図しない音響が生じている状態
と考えていること。

実際、ケージは、
外の音も聞こえない無響室の中で
自分の身体を源とする神経系の循環の音や
心臓の鼓動が聴こえることを体験
無音の状態はないと考えていたんです。

 

ちなみに、この曲のレコードもでているんですよ。
Cramps Records CRSLP 6101の所収です。

 

私たちは、さまざまな音に
囲まれています。
もちろん、良いも悪いもです。
騒音もあるし、癒しの音もあります。

 

風の音、雨の音、波の音、木々の踊る音、
虫の合唱、鳥のさえずり、つくばいの水をはじく音、
車の音、笑い声、歩いている音、電化製品の音・・・

 

数えきれないくらいたくさん・・・

 

でも、今まであなた自身がリズムうつ音や
あなた自身が発するメロディー
耳を傾けたことがありますか?

 

鼓動の音、血液の流れ、内臓の働く音
内なる自分のメロディー、
きっと、身体のメロディーに耳を傾ければ
あなたは自分自身の健康をメンテナンスできるかも

 

意識するだけ
自分の中の風景は、
無限大に創りだせ広がります。

 

沈黙から気づくこと、
沈黙から気づかされること、
間から気づくこと、
間から気づかせること、

 

たくさんあります。
それが実はとっても大切で美しいのでしょうね。
自分が気づけるのですもの。
自分の世界から気づけるものは本物です。

 

普段の会話の中でも
間を大切にしたいです。
なかなかできない時もあるんですが…(笑)

 

会話の中での沈黙の恐怖は
ありますよね。そこをじっと我慢して、

 

FOR YOU 精神
相手を想うからこそ
相手が考える、気づく時間
大切にしてあげられます。