音楽療法の種類

【 音楽療法の種類 】

まず大きくわけて2つあります。

① 受容的音楽療法

音楽を鑑賞して、
感動をもたらしたり
身体に生じた変化を
治療の変化・進展などとして
用いるものです。

② 活動的音楽療法

歌を歌ったり、演奏をとうして
心や体に働きかけ
身体・精神活動を
活発化させるものです。

さらに、もっと細かく分かれます!

【 受容的音楽療法をもっと細かく 】

受容的音楽療法は、大きく

① 刺激療法

音楽を聴いていただき
精神活動を刺激するものです。

② 鑑賞療法

音楽を聴いて
感情を出したり
リラクゼーションに導くことです。

さらに、2つに分けられ

(1)精神分析的心理療法

感情の言語化能力が難しい方の場合
音楽を聴いていただきながら
音で感情を誘発し外に出す効果を
目的としています。

(2)弛緩訓練的音楽療法

音楽を聴いていただくことで
リラクゼーションへともっていき
自分の状況を客観的に
眺める援助を促していきます。

【 活動的音楽療法をもっと細かく 】

これは、演奏する場合と
歌を歌う場合とに分けられます。

① 演奏を用いる場合

(1)合奏療法

2つ以上の楽器を使用して
1つの曲を演奏し
療法のプログラムを行うことです。

(2)即興的音楽療法

即興演奏を取り入れ
療法のプログラムを行うことです。

② 歌唱を用いる場合

(1)歌唱療法

歌を歌いながら
療法のプログラムを行うことです。

(2)合唱療法

多人数で合唱をしながら
療法のプログラムを行うことです。