人って何でもできちゃうスゴイところもありますが
何にもできないときもたくさんあるように感じます。
矛盾しているような話かもしれないんですが
本当なんです。
したいけど何もできない・・・
どうしたらいいかわからない・・・
何にもできなくて・・・
ただ見守ることもできない・・・
その場から逃げてしまいたい時もあります。
その場から逃げてしまう時もあります。
特に、自分以外の人に対してです。
自分の場合は、向き合うのも逃げてしまうのも
自分の選択でいくらでもできます。
ただ、自分以外の人の場合
私たちは何もできないんです。
なぜかというと
人は、思考を変えるのも
生き方を変えるのも
幸せになるのも
変化・変容するのも
すべて自分でしかできません。
他人はできません。
自分にしかできないんです。
いくらその人に必要なものを
第三者がわかっていたとしても
それを伝えるのは私たちの役目じゃないんです。
本人が気づかなくてならないもの。
だからこそ
言葉をかけたくても
言葉がみつからないことだってあります。
何かしてあげたくても
できないことだってあります。
何をしたらいいのか
何かわからないことだってあります。
きっと
今世で何もできない苦しみを
感じなければいけないのかもしれません。
ただ、
何もできない苦しみを感じすぎて
自分が崩れてしまうのは違うように感じます。
もちろん、少しの間崩れるのはいいでしょう。
感情に寄り添うこともとっても大切です。
ただ、あまりに時間をかけないことです。
暗闇にドンドン引き込まれてしまいます。
光はすべての人が持っています。
光も暗闇も両方、すべての人が持っています。
そんな時こそ
自分を強く持つしかないんです。
光にフォーカスしはじめるんです。
何もできないことを
自分に許してあげること。
これも大切なのかもしれません。
もちろん、
これは、苦しんでいる人にも
苦しんでいるのをただ見ているだけな人も
両方にいえるのではないでしょうか。
私たち人間は不完全なんです。
できないことだってあります。
できない自分を許してあげることからスタートし
自分を責めないことを学ぶんだと思います。
そう
できないことを認めてあげて
できることをする。
