みなさん こんばんは
空間のBGMをプロデュースする
TOMOこと 村山友美です。
スポーツと音楽に意外な繋がりが!!!
ではでは、その関係についてお話いたしますね。
オリンピックの時期を思い出してください。
テレビでメダルを獲得した選手に
「 試合の直前に何の音楽を聴いていましたか?! 」
なんて報道陣が聞いていますよね。
トップアスリートの皆さんは
極度の緊張感の中
最高のポテンシャルを発揮するため
試合直前に、好きな音楽を聴いて
気持ちを高めたり、集中力を高めています。
音楽の力を知っているのです。
例えば
フィギュアスケートの浅田真央さんは
緊張を和らげるために ポップなテンポのいい曲
浜崎あゆみさん ”Next Level”
プロゴルファーの石川遼さんは
集中力を高め、気持ちを落ち着かせるために
YUIさん ”Laugh Away”
体操の内村航平さんは、
テンションを高めるために
ジェニファーロペス ”On The Floor”
競泳の松田丈志さんは、
あえて悲しい曲を聴いて そこから上がることを原動力に
Mr・Childrenの「つよがり」
などなど。 聴いているようです。
様々な工夫をされているのですね。
ロンドン ブルネル大学にて
音楽と精神の働きを研究している
コスタス・カラジェオーヒス博士は
「音楽は力と興奮を高め、緊張や疲労を軽減する効果がある」
「ビートは持久力を強化する」
と述べており、
運動時に音楽を聞くこと重要性について論述しています。
2009年、30人を対象に踏み台運動のテストを行いました。
比較的激しいロックやポップスを聞くグループとそうでないグループに分け実験
結果、音楽を聞いたグループは15パーセントも持久力が向上
“Music is like is a legal drug for athletes,” says Costas Karageorghis, Ph.D., from London’s Brunel University School of Sport and Education, one of the world’s leading authorities on music and exercise. “It can reduce the perception of effort significantly and increase endurance by as much as 15 percent.”
コスタス博士は、5つのポイントに注意し、
プレイリストを作ることを薦めてます。
運動時に最適なプレイリスト
1.テンポの速い曲を選ぶ
2.慣れ親しんだ曲を選ぶ
3.シャッフル機能を使う
4.曲をアレンジする
5.歌詞にこだわる
最適なテンポは120~140BPM(1分間に120~140回)
また目標とするテンポ(たとえば130BPM)に向けて
次第に楽曲のスピードが速くなる曲は、大変良いようです。
聞き飽きないようにシャッフルを利用し
可能なら1~4BPMテンポを上げると良いといわれています。
コスタス博士によれば、 人間は最大4BPMまでテンポが変わっても
変化を聞き取ることはできないとも述べています。
さらに、歌詞にはこだわる必要があります。
歌詞は、その人に運動を動機付け意義をもたらすのです。
博士が推奨する曲はこちら↓
Surviver “Eye Of The Tiger”(109BPM)
Queen “Don‘t Stop Me Now”(154BPM)
Michael Jackson “Beat It”(139BPM)
Reel 2 Real “i Like To Move It ”(123BPM)
Salt n Pepa “Push It”(130BPM)
なんとも懐かしい曲!! 個人的に大好きです。
是非、運動時にも、音楽を活用してみては
いかがでしょうか。
ベストが出せるかもしれませんね!!
お試しください!
参照文献
TIME
The Perfect Playlist: How Your iPod Can Help You Run Faster and Harder